GLOSSARY

用語集

このサイトに出てくる生成AIの用語を、やさしい一言でまとめました。 各カードから、その言葉を体感できる章へ飛べます。全111語。

テキスト生成7

トークンToken

文章を分割した最小単位。モデルはこのトークンのID番号の列を受け取って処理する。

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埋め込みベクトルEmbedding

トークンを「意味の座標」に変換した数値の並び。意味の近い語ほど空間上でも近くに置かれる。

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アテンションAttention

各トークンが文中の関連語に注目し、文脈を取り込む仕組み。Transformerの心臓部。

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softmaxSoftmax

数値の並びを、合計が1になる確率分布に変換する関数。次の語の選びやすさを決める。

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temperatureTemperature

確率分布の尖り具合を調整するつまみ。高いほど多様で意外に、低いほど堅実になる。

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自己回帰Autoregressive

1トークン生成→末尾に追記→もう一度入力、を繰り返して文章を伸ばす生成方式。

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語彙Vocabulary

モデルが扱えるトークンの全集合。確率分布はこの語彙すべてにわたって計算される。

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トークナイザ5

サブワードSubword

単語より小さく文字より大きい、トークンの実際の単位。未知の語も部品の組み合わせで表せる。

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BPEByte-Pair Encoding

よく隣り合う文字ペアを繰り返しくっつけて語彙を育てる、トークナイザの作り方。

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マージ規則Merge Rules

BPEが学習した「このペアを併合する」という順序付きの規則集。これでトークンの切れ目が決まる。

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トークン効率Token Efficiency

同じ内容を何トークンで表せるか。言語や書き方で差が出る(日本語は英語より不利になりがち)。

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文字数え問題strawberry Problem

トークン単位で読むため、単語内の文字数(rの数など)を数えるのが苦手という有名な弱点。

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Transformer深掘り4

Query・Key・ValueQ / K / V

アテンションの3つの役割ベクトル。Qは「問い」、Kは「見出し」、Vは「中身」。

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内積Dot Product

2つのベクトルの向きの近さを測る計算。QとKの相性(注目度)の点数になる。

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位置エンコーディングPositional Encoding

トークンの並び順の情報を、ベクトルに数値として埋め込む工夫。

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多層Layers

アテンションを何段も積み重ね、単純な関係から複雑な照応まで段階的に解く構造。

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サンプリング・デコード5

デコードDecoding

モデルが出した確率分布から、実際に次の1語を選ぶ工程。モデル本体とは別のダイヤル。

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貪欲法Greedy Decoding

毎回いちばん確率の高い語を選ぶ方式。確実で再現性があるが、単調で繰り返しに陥りやすい。

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top-p / 核サンプリングNucleus Sampling

確率を上から足してpに届くまでの語だけを候補に残すサンプリング。候補数が分布に応じて変わる、今の定番。

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top-kTop-k Sampling

上位k個の語だけを候補に残す方式。確信度に関係なく常にk個を残す。

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ビームサーチBeam Search

候補の文をB本まとめて並行に伸ばし、累積確率の高い文を探す。翻訳・要約・コードなど正解が一つに近いタスク向き。

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学習7

パラメータParameter / Weight

学習で調整される数値そのもの。数十億個のパラメータの集まりがモデルの本体。

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損失Loss

モデルの予測と正解とのズレの大きさ。これを小さくするのが学習の目的。

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勾配降下Gradient Descent

損失という坂を下る向きにパラメータを少しずつ動かして最適解へ近づく方法。

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逆伝播Backpropagation

各パラメータが損失にどれだけ影響したか(勾配)を出力側から遡って計算する手続き。

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学習率Learning Rate

1回の更新でパラメータを動かす歩幅。大きすぎると発散、小さすぎると停滞。

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SFT教師ありファインチューニング

良い応答の手本を集めて追加学習し、モデルを対話向けに整える工程。

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RLHF人間のフィードバックによる強化学習

人間がどちらの答えを好むかでモデルを訓練し、有用さと安全さを整える手法。

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画像生成5

拡散モデルDiffusion Model

ノイズだらけの画像から、少しずつノイズを取り除いて絵を作り出す生成モデル。

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デノイジングDenoising

画像に乗ったノイズを推定して引き算し、絵を一歩ずつ「彫り出す」処理。

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タイムステップTimestep

デノイジングの進み具合を表す時刻。大きいほどノイズまみれ、0で完成。

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CFGClassifier-Free Guidance

生成をプロンプトにどれだけ強く従わせるかの度合い。強すぎると不自然になる。

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ノイズスケジュールNoise Schedule

各ステップでどれだけノイズを残す/消すかの計画表。

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音声生成5

スペクトログラムSpectrogram

音を「時間 × 周波数 × 強さ」の画像として表したもの。音を目で見る地図。

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フォルマントFormant

母音の音色を決める、周波数のいくつかの山。

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ボコーダVocoder

音の設計図(メルスペクトログラム)から、実際に聞こえる波形を作り出す装置。

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基本周波数 F0Fundamental Frequency

声の高さ(ピッチ)を決める周波数。抑揚はこの時間変化。

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音声認識6

音声認識 ASRAutomatic Speech Recognition

音声の波形を文字列に変換する技術。音声生成のちょうど逆向きの処理。

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メルスペクトログラムMel Spectrogram

人の聴覚に合わせて周波数軸を圧縮したスペクトログラム。音声認識モデルの標準的な入力特徴。

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音響モデルAcoustic Model

各時間フレームが「どの音・文字らしいか」の確率を出すニューラルネット。

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CTCConnectionist Temporal Classification

フレーム数と文字数のズレを、重複の併合とブランク除去で吸収するアライメント手法。

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ブランク ␣Blank Token

「今は何も言っていない/切れ目」を表すCTC特有の特別記号。重複文字の保護にも使う。

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WhisperWhisper

多言語の音声を大量に学習した、エンコーダ・デコーダ型の音声認識モデル。雑音や翻訳にも強い。

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動画生成2

時空間拡散Spatiotemporal Diffusion

縦×横だけでなく「時間」もまとめてデノイズし、コマ間の一貫性を保つ拡散。

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時間アテンションTemporal Attention

別のコマの同じ場所どうしを見比べ、動きの連続性を保つアテンション。

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音楽生成2

音符トークンNote Token

音の高さ・長さを記号化した、音楽版のトークン。文章と同じ要領で並べる。

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音楽の文法Musical Grammar

スケールや和音進行など、心地よく聞こえる音の並びの規則。モデルが確率として学ぶ。

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ビジョン5

ViTVision Transformer

画像を小さなパッチに切って単語列のように並べ、Transformerで処理するモデル。

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パッチPatch

画像を格子状に切り出した断片。これが画像における「トークン」になる。

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CLIPCLIP

画像と言葉を同じベクトル空間に置き、対応するもの同士を近づけたモデル。

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ゼロショットZero-shot

専用の学習をせず、候補ラベルの文との近さを測るだけで分類してしまう芸当。

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マルチモーダルMultimodal

画像・言葉・音など、複数の種類の入力をまとめて扱えること。

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プロンプト術5

プロンプトPrompt

モデルに与える入力の言葉。推論時に出力を操作できる唯一のハンドル。

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Few-shot / 文脈内学習In-context Learning

プロンプトに手本を数個入れて、その並びを続けさせる技。重みは変えず、その場の文脈だけで形を揃える。

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役割付与Role Prompting

「あなたは〇〇です」で語り口・深さ・語彙を寄せる技。知識量ではなく引き出し方が変わる。

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思考の連鎖プロンプティングCoT Prompting

「ステップバイステップで」と促し、普通のモデルからも途中式を引き出して正答率を上げる技。

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構造化出力Structured Output

「JSONで」「表で」など出力の型を指定し、プログラムでそのまま扱える形にする技。

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ファインチューニング・LoRA6

ファインチューニングFine-tuning

既存モデルの重みを手本データで追加学習し、口調・形式・知識を寄せること。

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LoRALow-Rank Adaptation

本体を凍結し、重みの変化を細い2枚の行列(低ランク)だけで学習する省コストな微調整法。

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低ランク近似Low-Rank Approximation

大きな行列を、少数の方向(小さなランク)の積で近似すること。LoRAが成り立つ数学的な核。

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ランクRank

行列が持つ独立な方向の数。LoRAではこれが「付け足しの太さ=学習パラメータ量」を決める。

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アダプタAdapter

本体に差し込む小さな学習済みモジュール。付け替えるだけで用途を切り替えられる。

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QLoRAQuantized LoRA

本体を4bit量子化して凍結し、その上にLoRAを載せる手法。巨大モデルの微調整を軽量化する。

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エージェント・RAG4

RAG検索拡張生成

検索してきた文書をプロンプトに貼り付けてから答えさせ、正確さと出典を得る方式。

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ベクトル検索Semantic Search

キーワード一致ではなく、意味の近さ(ベクトルの距離)で文書を探す検索。

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ツール使用Tool Use / Function Calling

モデルは「道具を呼ぶテキスト」を出すだけで、外部システムが実際に実行し結果を返す。

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エージェントAgent

考える→道具を使う→結果を見る、のループを繰り返して自律的にタスクを進めるAI。

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コーディング3

FIM中間穴埋め / Fill-in-the-Middle

前と後ろの文脈の両方から、間のコードを埋める形式の補完。

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推論モデル5

思考の連鎖Chain of Thought

答える前に推論の途中経過をトークンとして書き出す方式。多段の問題の正答率が上がる。

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テスト時計算Test-time Compute

学習ではなく、答えるときに費やす計算量。増やすほど賢くなる余地がある。

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自己無矛盾Self-Consistency

同じ問題を独立に何度も解き、多数決で答えを決める手法。テスト時計算の代表例。

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自己検証Self-Verification

途中結果を検算し、間違いに気づいたら引き返す能力。推論モデルの肝。

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推論モデルReasoning Model

答える前に長い思考を走らせ、思考予算を選べるモデル(o1が元祖。o3・DeepSeek-R1・Gemini/Claudeの思考モードなど)。精度を計算で買う。

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評価6

ベンチマークBenchmark

MMLUなどの標準テスト集。多くのモデルを同じ問題で採点し、比較・順位付けする。

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BLEU / ROUGEN-gram Overlap

模範解答との単語の重なりで測る自動指標。速いが、意味ではなく表面の一致しか見ない。

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データ汚染Contamination

テスト問題が学習データに紛れ込むこと。丸暗記で高スコアが出て、実力を過大評価してしまう。

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LLM-as-judgeLLM as a Judge

強いLLMに回答を採点させる手法。安く人間に近いが、位置・冗長・自己選好のバイアスを持つ。

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EloレーティングElo Rating

対戦の勝敗から強さを数値化する仕組み(チェス発祥)。人間の対比較投票をランキングに変える。

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グッドハートの法則Goodhart's Law

指標が目標になると、その指標は良い指標でなくなる。ベンチマーク過剰最適化の戒め。

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量子化・高速化4

量子化Quantization

重みを少ないビット数の値に丸め、モデルを軽くする技術。画像の減色に似ている。

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FP16 / INT4Precision Format

数値1個をどれだけ細かく記録するかの規格。ビットが少ないほど軽く、粗くなる。

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KVキャッシュKV Cache

過去に計算したK・Vを保存して再利用し、生成を高速化する仕組み。代償はメモリ。

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蒸留Distillation

大きな先生モデルの出力を教材にして、小さな生徒モデルを賢く育てる技術。

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投機的デコード4

投機的デコードSpeculative Decoding

小型の下書きモデルが数トークン先を提案し、本命モデルが1パスでまとめて検証・採用する高速化。出力分布は本命だけのときと厳密に同じ。

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下書きモデルDraft Model

本命より小さく速いモデル。次の数トークンを軽く予想する。外れても本命が訂正するので粗くてよい。

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採用率Acceptance Rate

下書きが本命と一致して受理される割合。高いほど1パスで進むトークンが増え、速くなる。

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Medusa / EAGLESpeculation Variants

本命に予測ヘッドを足す(Medusa)、特徴量で先読みする(EAGLE)など、採用率を高めた発展形。

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MoE(専門家混合)4

MoEMixture of Experts

計算ブロックを多数の「専門家」に分け、トークンごとに一部だけ起動する構造。容量は巨大でも計算は小さい。

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ルーターRouter / Gating

各トークンを見て、どの専門家に任せるかを採点する小さなネットワーク。上位k人(ふつう2人)を選ぶ。

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疎な起動Sparse Activation

全パラメータのうち、トークンごとに一部だけを計算に使うこと。MoEが軽い理由。

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負荷分散Load Balancing

仕事が一部の専門家に偏らないよう均等に散らす仕掛け。学習に補助的な損失を足して実現する。

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プライバシー・訓練データ6

暗記Memorization

特定の訓練文字列を、そっくりそのまま覚え込むこと。頻出・一意な文ほど起きやすく、漏洩の火種になる。

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汎化Generalization

個々の文を覚えるのではなく、文法やパターンを身につけること。学習の本来の目的で、未知の文も作れる。

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メンバーシップ推論Membership Inference

ある文が訓練データに入っていたかを外から推測する手法。見た文はロスが低いことを手がかりにする。

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重複除去Deduplication

訓練前に、ほぼ同じ文を間引く前処理。暗記の最大の原因(重複)を減らす基本的な対策。

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差分プライバシーDifferential Privacy

学習にノイズを混ぜ、特定の1件を覚えられなくする技術。安全と引き換えに精度を少し犠牲にする。

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PII個人を特定できる情報

氏名・住所・電話番号など。訓練データに紛れて暗記されると、出力から漏れる恐れがある。

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安全性・アライメント5

アライメントAlignment

モデルの振る舞いを、人間の価値観や意図に沿わせること。

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システムプロンプトSystem Prompt

会話の一番前に差し込まれる、役割・口調・方針を決める見えない指示。

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プロンプトインジェクションPrompt Injection

読ませるデータの中に命令を紛れ込ませ、AIを乗っ取ろうとする攻撃。

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多層防御Defense in Depth

穴の位置が違う防御層を何枚も重ね、一枚が破られても全体は守る考え方。

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過剰拒否Over-refusal

無害な依頼まで断ってしまう失敗。安全性の裏側にある重要な指標。

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ハルシネーション6

ハルシネーションHallucination

知らないことを、もっともらしく事実のように答えてしまう現象。幻覚。

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キャリブレーションCalibration

自信の申告と実際の正解率が一致している度合い。生モデルは自信過剰になりがち。

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ECE期待キャリブレーション誤差

自信と正解率のズレの平均。小さいほど自信の数字を信じてよい。

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