HOW AI GENERATES VIDEO
AIは、時間を描く
SoraやVeoが生む数秒の映像は、画像生成の単純な連打ではありません。 1枚ずつ作るとバラバラにチラついてしまう—— 「時間ごとまとめて彫り出す」という動画生成の核心を、5つのステップで体感します。
はじめる ↓動画は、パラパラ漫画FRAMES
動画の正体は静止画の束です。1秒間に24枚の画像をめくると、脳が「動き」を補完してくれる。 つまりAIにとって動画生成とは、画像を24枚/秒ぶん作ること—— まずはコマ数(fps)を変えて、パラパラ漫画が「動画」になる瞬間を確かめてください。
FRAME RATE — コマ数を変えて再生
1枚ずつ作ると、チラつくTHE FLICKER PROBLEM
では画像生成AIで1フレームずつ作ってみると——大失敗します。 フレームごとに生成をやり直すと、雲の形、山の稜線、色味が毎回すこしずつ違う 「別の解釈」になってしまう。左右を見比べてください。 同じ風景なのに、左は世界が震えています。
SIDE BY SIDE — 各フレーム独立生成 vs 時間を繋いだ生成
時間ごと、まとめて彫り出すSPATIOTEMPORAL DIFFUSION
解決策は発想の転換です。動画を「画像の列」ではなく縦×横×時間の1つのブロックとみなし、 全フレームを同時にデノイズしていく。 下の動画は再生されたまま——スライダーを動かすと、動いているノイズから動画が丸ごと浮かび上がります。
JOINT DENOISING — 再生しながらデノイズする
時間の向こうの、自分を見るTEMPORAL ATTENTION
「まとめてデノイズ」を支えるのが時間方向のアテンションです。 テキスト生成編では単語が他の単語を見ていました。動画では、画面の各パッチが 他のフレームの対応する場所を見ます。 切り替えて確かめてください——動くものは追いかけ、背景は同じ場所を見続けます。
TEMPORAL ATTENTION MAP — パッチはどのフレームの、どこを見るか
ノイズが、映像になるFULL PIPELINE
全部つなげましょう。シーンを選び、シードを引いて、▶—— 16フレームまるごとのデノイズが走り、動くノイズが動く映像に変わります。 シードを変えるとノイズのパターンが変わることにも注目してください。
VIDEO DIFFUSION PLAYGROUND — 擬似動画生成